大きな声では言えないちえぞう話

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【ツバメのお勉強】ツバメってこんな顔してたんだ~とか、いろいろな事が分かりこれからツバメの見方が変わります。

にっぽんツバメ便り

にっぽんツバメ便り

 

 

毎年3月下旬~4月頃、ツバメの飛ぶ姿を発見すると嬉しくなります。
『あっ、ツバメだ!』と叫んでしまいます。

 

何でこんなに嬉しいのかな~?と考えたら、寒い冬が終わって春が確実に訪れている証拠である事。
気候がまだ寒くてもツバメを見るだけで春だと感じる事。
可愛いヒナが見れるかな~と思う事。
などなど、ツバメの印象は嬉しくなる事が多いからなのかな~と思いました。

ツバメに対してはとても良い印象しかない私ですが、考えてみたらどんな鳥なのか、ぜんぜん知らない事に気づきました。

そしてこんな本を発見したので、早速購入してみました。

↑ 『にっぽんツバメ便り』

 

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ツバメってこんな色でこんな顔

まずビックリしたのは、『ツバメってこんな色してたんだ~。』という事です。
みなさんもそう思いました?

 

ツバメの色のイメージは白黒だったんだけど、青とか赤とか入ってる。
そういえばツバメっていつも飛んでないですか?
飛んでる姿の印象しかなくないですか?

 

そうなんです、ツバメは雀のように地上を歩くことが少なく、常に飛んでいる状態なんだそうです。
いつも飛んでいたら、色や顔などはちゃんと見る機会がないから、余計にツバメの事をぜんぜん分かってなかったんだな~と思いました。

 

ツバメは地上を歩く事より飛んでいる事が多いので足が短いそう。
足が短いので、調査用の足環をつけにくく、研究するのに困るようです。
日本に来る前はどこにいたのか、次のどこへ向かって飛び立つのか。
移動して何をしているのか。
まだまだ分からない事だらけのようです。
一緒に着いて行けなるといいんですけどね~。

 

■ツバメは飛翔採食
地上を歩くより飛んでいる事の方が得意なツバメ。
餌となるものを飛びながら採るそうです。鳥って面白いですね。
飛びながら採って飛びながら食べるって事ですよね。

 

ツバメの餌は虫だそうです。
地上で採ることはほとんどなく、飛びながら採餌する飛翔採食タイプ。
虫をとってヒナにもせっせと運びます。
ヒナに食べさせる虫も成長とともに変わって行きます。
最初は小さい虫、成長するにつれてガやハチ、トンボ、バッタなど大きな獲物が増えていくそうです。


ヒナが大きくなって巣立ちしてもすぐには餌を採ることが出来ません。
ヒナたちは巣の近くの電線などに止まり、親鳥が餌を運んでくるのを待っているそうです。
電線に止まったまま餌をもらったり、ヒナも飛ぶ練習をしながら餌をもらったりするそう。
ほんとに飛ぶことが当たり前の事、普通の事なんだな~と思いますね。

 


■ツバメの飛ぶ力
渡り鳥ですから飛ぶ力があるのは当たり前ですが、時速は35km程で特別早い訳ではありません。
空中に漂う虫を捕らえる時などは時速20kmくらいのゆっくり飛行。
下降しながら強く羽ばたいた時は時速70kmくらい出せると言われています。

 

虫を追って飛びながら急旋回したり、制御したりする時は翼を広げて空気の流れをコントロール。
早く飛ぶ時は扇子をたたむようにすぼめてまっすぐ伸ばし、空気抵抗を減らす。
速度を落とす時は翼を広げて下向きに折り曲げてブレーキとするのです。
あーー、羽があったら飛んでみたい、試してみたいですね。

 


■日本にツバメがいる理由
春になると日本に来るツバメですが、その前は。。。
フィリピン、インドネシア、ベトナム、カンボジアなどの暖かい東南アジアの国々にいます。
そこから数千キロ先の日本を目指して渡りをします。
そんな過酷な旅をして、なぜ日本に来るのでしょうか?
まだ詳細は分からないそうですが、有力な説があります。
渡来の目的である『子育て』に必要な餌(虫)がこの時期日本には豊富だからというもの。

 

日本では春以降に多くの虫がいっせいに発生し活動を始めますが、その量は一年中虫の多い東南アジア以上らしいのです。
そして、日本は餌や巣の場所を取り合うライバルとなる鳥の種類が少ない事。
熱帯の地域にはヒナがかかる病気が多く、死亡率が高くなるのに対して日本はその心配がない事。


などなど、子育てにとても適した場所という事になります。
日本の春は人間も過ごしやすいですからね。

 

ちなみに、早い時期に寒さにめげずにやってくるツバメは体が丈夫で優秀な個体だと考えられているそうです。
早く来たぶん、良い巣の場所やパートナーが見つけやすかったり、早く繁殖をスタートすることで、夏になって餌の虫が減ってしまう前に2回目の子育てが出来ると言ったメリットがあるようです。
私達が最初に見つけたツバメは、体力があって優秀なツバメって事ですね。
見つけたら褒めてあげましょう。

 


■ツバメの見分け方
・オスとメスの違い
オスとメスは一見同じように見えますが、オスの方が尾羽が長く、のどの赤みが濃く、背中の光沢も強くなっています。
この特徴はモテポイントだとか。
ヨーロッパのツバメは尾羽が長い方がモテる。
日本のツバメはのどの赤み、体の大きなオスがモテる。
という研究結果があるそうです。面白いですね。

 

・幼鳥と成鳥との違い
幼鳥はのどの赤みが薄く、尾羽自体もその両端もまだ短いそうです。
巣立って間もない頃はくちばしの端が黄色さを残しているそうです。
7月頃からはヒナが巣立つ頃です。
のどの色や羽の長さを見て、若いかどうかが判るかもしれません。
是非試してみてくださいね~。

 

 

■減っているツバメ
春になってツバメを発見すると嬉しくなりますが、このツバメの数、年々減っていると感じませんか?
私の子どもの頃(40年くらい前)はあちこちで巣を見つける事が出来ました。
でも最近はほんとに少ししか見つけられません。見つけたら大喜びしちゃうくらい。
減少した原因ですが、大きくはヒナの餌となる虫の減少にあるそうです。
農地が減ったのもあり、農薬により虫が居なくなったのもあり。
日本の虫はかなり減少傾向ですね。都会では殆ど見かけないと言ってもいいと思います。

 

虫の減少問題に加えて巣を作る時の材料となる、藁、泥なども減っているようです。
粘土質のものが少なく、巣を作っても途中で壊れてしまう事もあるとか。
私達人間も泥に出会うことがなくなりました。
昔は田んぼや畑が身近でしたからね~。

 

そして、糞が嫌だとツバメの巣を撤去してしまう事もあるとか。悲しいですね。
人間だけの地球ではないのに。。。
糞が落ちても大丈夫なように、糞受けが設置されている場所もあるようです。

 


■ツバメと共存するために私達が出来ること
ツバメが人気の理由は、巣の中のヒナを見ることが出来る事にあります。
ヒナを見せてくれる小鳥は他にいないので、印象強く記憶に残ります。
子供の頃に見たツバメの巣とヒナの姿は、大人になった今でも鮮明に覚えていたりしますよね。
ツバメの糞が嫌だというクレームもある反面、ツバメの巣があって良かったという声もあるのです。
そんな可愛い姿を見せてくれるツバメを減らさないために、私達が出来る事って何があるでしょうか?

 

1.ツバメの糞受けを使ってくれる所を増やす
2.餌となる虫を増やすために、自然再生を目指す
3.公共施設はクレームが入ると撤去してしまうため、ツバメの巣があって良かったというお客様の声を伝える。
駅、サービスエリア、ショッピングモールなどに『お客様の声』を投稿してもらう

 

そんな私達市民の声が大事かもしれません。
ツバメが来なくなるような日本は、自然が無くなってしまった日本です。
ツバメが安心して子育てが出来るような、そんな日本でありたいと思います。

 

大人の心にも、子どもの心にも、野生動物と触れ合える事は癒やされる事でもあります。
人間も自然とともに共存して行きたいと思います。
出来ることがあったら少しでも行動していきたいですね。

 

ツバメ情報窓口サイト

『ツバメかんさつ全国ネットワーク』
https://www.tsubame-map.jp/top


『ツバメぶろぐ2』
http://tsubameblog.bird-research.jp/

 

 

ちえぞうでした。

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