大きな声では言えないちえぞう話

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【消化吸収】お口の中編

今日は消化吸収の勉強をしてみたいと思います。


人間も犬も猫も、口から食べて胃に入って。。。トイレで出して。
という流れはそんなに変わらないと思います。

 

まず、食べ物が口の中に入ります。
口の中に入れられた食物は、胃、小腸、大腸の順に通過します。
通過している間に、細かくされて、分解されて、消化され、必要なものは吸収され、いらないものは外に出す。
かなり簡単に言ってしまうとこんな感じでしょうか。

 

食べたものが細かな栄養素にまで分解され、それが体に吸収され、必要な場所に運ばれて体は動いていいるんですね。

 

その中でも、今回は口の中編のお話しをしてみたいと思います。

 

食べ物が口の中に入ります。
入ってきた食べ物を口の中で何度も噛みます。
噛むことにより食べ物が小さく、細かくなります。
そこで唾液とよく混ざり合い飲み込まれます。

 

咀嚼は栄養素が一番最初に受ける物理的消化です。
咀嚼により食べ物は細かくなり、唾液により粘滑性が増し、飲み込むことが簡単に出来るのです。

 

唾液中にはデンプンの消化を助けるアミラーゼが含まれていますので、ごはんはよく噛んで食べなさいと言われますね。
でも、これって人間の話しなんです。

 

『うちの犬(猫)は噛まずに飲み込んでしまいます。』
とおっしゃる飼い主さんが多いです。

 

犬や猫はなぜ噛まずに飲み込んでしまうのでしょうか?

 

犬や猫がドライフードを食べている姿を想像してみてください。
口の中に入れた後、モグモグと何度も噛んでいる姿って、見たことないですよね?

 

実は、猫はもちろん、犬も含めて肉食類の動物の唾液にはアミラーゼがありません。
だからあまり咀嚼する事には意味が無いのです。


歯を見ていただいてもわかります。
人間の奥歯は平らになっていて、噛んで砕いて、すり潰して、という役割があります。
しかし、犬や猫は砕いてすり潰す歯がないので、すり潰す事ができません。

 

つまり、すり潰さないといけないものは、本来食性としては向いていないという事になります。


犬は雑食と言われつつも、肉食に近い雑食です。
すり潰すものは本来苦手です。
ということは、お米やパスタやパンは本来苦手なのです。
食べたとしても口の中ですり潰すことができないのです。
すり潰さずにそのまま食べることになっちゃいます。
食べさせるとしたら、細かくすり潰したもの。
例えばフードプロセッサーなどで細かくした方がいいのです。

 

それでも、食べ物の中に炭水化物が多いと体に負担がかかります。
猫は特に完全肉食なので、炭水化物は負担がかかります。

 

肉食動物は肉を引き千切って食べることに向いている動物なのです。
口の中に入ったものを何度も噛むのではなく、肉を引き千切ってなんどか噛んでそのままゴックン、ですね。

肉食動物はそんな食べ方をする動物ですから、ドライフードが出たとしても噛まないで食べてしまう訳です。


よく噛んで欲しくても噛めないと言った方がいいかな。
なので、噛まないといけない食べ物はあまり向いていない。
食べさせるとしたら、細かくして食べさせてあげる。
そんな工夫が必要です。

 

口の中で細かくする事もなく、唾液とも混ざらないので、口の中での消化は期待できません。
その分、胃酸が強いので胃での消化が期待できます。

 

噛まずに食べてしまっても大丈夫なのですが、それでも、出来たら食性に合わない食べ物、噛まないといけない食べ物はなるべく避けたいものですね。

 

まとめると、犬や猫の食事の内容を考える時、肉食動物である事を忘れてはいけません。

 

人間よりも動物性たんぱく質(肉、魚、卵など)をたくさん食べさせる。
炭水化物は必要ないか、ほんの少量。
野菜は草食動物の腸を考えて発酵したくらいのものがオススメ。

 

人間のように、ごはん、メインのおかず、副菜、サラダ、などは必要なく、メインのおかずだけでいいという感じです。

 

簡単に考えると、犬や猫は人間よりも毛が多いですよね。
毛って動物性たんぱく質が原料です。
人間よりもたくさん、たくさん、動物性たんぱく質を食べさせてあげないと、たくさんの毛の栄養を補えないって事です。

 

毛の栄養が補えないと毛が少なくなるというよりも、大事な内臓部分から栄養が取られてしまう、と考えてください。
そうすると栄養が不足して病気になる可能性も増えてきます。

 

必要な栄養をしっかり体に入れてあげる事が、健康で元気に過ごす秘訣ですし、長生きする秘訣です。

 

それはしっかりと飼い主さんが管理してあげる必要があります。
しっかり必要な栄養が補えるような食事をさせてあげてくださいね。

 

ちえぞうでした。

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