チャーリーは男の子。
猫のオスは大人になるとスプレーが始まります。
スプレーとはマーキングと同じで、オシッコをかけて自分の縄張りを主張するものです。
男の子の中にもスプレーをしない子もいますが、悲しいかな、チャーリーは始まってしまいました。
猫の男の子の普通のおしっこの場合は、犬の男の子のおしっこと違って座って用を足します。犬のように足を上げたりしないのです。
しかし、スプレーは立ったままの状態で後ろに飛ばすため、勢いもあり、飛距離もかなり出ます。
想像できるかしら?
立った状態で、お尻のあたりから後ろにピューーと飛び出すのです。
これはもう防ぐのが大変なんです。
部屋の壁に向かってピューとしたり。
家具に向かってしたり。
タンスの上からしたり。
タンスの上からピューとした場合、下に落ちてくる事もある訳です。
『ダメーー!』と言っても無理。
これは本能的なものなので、どうしたって直りません。
完全室内飼いの場合、このスプレーがほんとに大変なんです。
何が大変かって、このスプレーが独特なニオイなの。
っていうかクサイのです。
猫のおしっこもクサイのですが、このスプレーはさらにクサイ。
かなりクサイのです。
どのくらいクサイかというと、生活に支障が起きてしまうくらいクサイのです。(笑)
一生懸命拭いても、消臭剤をかけても、なかなか落ちないニオイです。
チャーリーの始まってしまったスプレー対策は3つ。
1.サークルに入れて飼う
2.去勢する
3.クサイのは諦める
の選択になると思うのですが、チャーリーは今まで自由に生活してきたので、
サークルに入れて飼うのは無理ですし、私自身も楽しくないのでボツ。
家の中が臭くなるのも毎日辛いのでボツ。
選んだのは2.の去勢です。
スプレーしない猫だったり、スプレーが気にならない、これが問題にならない場合は悩まなくてもいいと思うんですよ。
ただ、私はニオイが駄目でした。
出来れば自然のままでいて欲しい所ですが、人間と一緒の生活、仕方ないと私自身が諦め、チャーリーにも諦めてもらいました。
男の子の避妊手術は女の子程大変ではないようで、入院せず、日帰りで帰ってくる事が出来ました。
それでもやはり手術は麻酔が伴います。
100%安全ではない為、日々の体調管理も重要です。
手術当日は終わった頃に病院に電話を入れ、手術の結果がどうだったかと、
チャーリーの様子を確認。
麻酔が切れる頃にお迎えに行きましたが、無事な様子を見て、一安心でした。
手術の後も特に問題なく、エリザベスカラーも必要なく、元気に過ごしていました。
体に薬や麻酔などの化学的なものが入った後に気を付けて欲しいのは、『デトックス』です。
なるべく体に悪いものは入れないように、そして入ってしまったものは外に出すようにしたいものですね。
私たち人間もデトックスのお手伝いをしてあげましょう。
デトックスの方法としては、
・たっぷりな水分を摂らせてあげる事
ドライフードだけだと水分不足になります。
ウェットフードや生のお肉、お魚などを食べさせてあげましょう。
・ごはんにサプリメントを混ぜて免疫力をアップ
商品で言うと、バランスαで抗酸化効果、ケイ素でデトックス効果。
・問題なければ遊びに誘って体を動かす
腸を動かす事で、デトックスが促進されます。
例えば、吐いたり下痢をしたりするのもデトックスの1つです。
吐いたり下痢をした時に、吐き止め、下痢止めの薬を飲ませたりしてその症状を止めてしまうのはよくありません。
体が出したいというものは外に出させてあげましょう。
去勢手術をしてからは、チャーリーのスプレーは無くなりました。
これで部屋が臭くなる事もなく、安心です。
しかし、中には手術をしてもスプレーが止まらない子もいるようです。
その場合はまた別の対策が必要になるかもしれませんね。
避妊、去勢手術をする、しないの問題は飼い主さんが決める事です。
これが正しいという答えはありません。
そのご家庭によって状況が違いますので、そのご家庭にあった選択をするしかないですね。
私も自然体のままでいたかったですが、オス猫のスプレーの共存は難しく、去勢という方法を選びました。
まぁ、特に問題なくその後もストレスなく過ごせているので、ホッとしています。
難しい問題ではありますので、いろんな意見を聞き、たくさん悩んで決めてくださいね。飼い主さんが選んだ答えが、正しい答えだと思います。
ちえぞうでした。
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